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UPSSとネットワールド、NetAppストレージ向けのシャットダウンスクリプトを組み込んだUPS製品を販売

 UPSソリューションズ株式会社(以下、UPSS)と株式会社ネットワールドは10日、NetApp FAS/AFFストレージ向けのシャットダウンスクリプトを組み込んだUPS製品「UPSS for Networld NetApp」を提供開始すると発表した。

 UPSS for Networld NetAppは、連携スクリプトをあらかじめ組み込んだ、ネットアップストレージ製品向けのUPS。UPSからネットワークを通じて、NetApp FAS/AFFストレージの自動シャットダウン/自動起動を行うことができる。

 製品は、NetAppストレージとの連携に必要な設定をネットワークカードにセットアップした状態で出荷され、標準添付される簡易セットアップマニュアルを参照しながら、GUIによる操作で簡単に設定を行える。このため、ネットワールドの販売パートナーやユーザー企業自身が、IP情報など環境依存のパラメータを設定するだけで、簡易にシャットダウン連携を行えるとした。

 また、UPSから直接ONTAPにSSHログイン、シャットダウンコマンドを実行されるので、別立てのサーバーや管理ソフトウェアは不要。SSHログイン、シャットダウンコマンドの実行結果はすべてログに記録される。

 なお、UPSは5年寿命のバッテリーを搭載し、寿命診断機能により、寿命半年前にバッテリー交換時期を通知する機能を備えた。なお、バッテリー交換はホットスワップに対応している。

 両社では今後、NetAppストレージ向け製品に続き、各種仮想環境や各種ハイパーコンバージドインフラ(HCI)向けの製品も企画しており、提携製品の第2弾として、小規模仮想環境に特化したアプライアンス「シャットダウンボックス」の提供を予定するとのことだ。