RPAテクノロジーズとaiforce、RPAとAIを組み合わせた業務支援ソリューション「Roboforce」を提供

　RPAテクノロジーズ株式会社と株式会社aiforce solutions（以下、aiforce）は7日、RPAとAIを活用したデジタルレイバーの高度化に向け業務提携を行うと発表した。これに伴い両社は、RPA×AI教育からRPAプロジェクト、AIプロジェクトまで一気通貫した支援を行う「Roboforce」を、9月10日より提供開始する。

　両社によると、RPAは定型業務の自動化を行うだけでなく、OCR技術やAIと併用することにより、実務の高度化が可能になっているものの、企業内でのRPAは活用が進む一方で、AIに対する理解が追いついていない現状があるという。またAIプロジェクト単体で見た場合、成果物が報告書のみのPoC（概念実証）で終了し、費用が高い割に成果が出ていない点も課題になっているとのこと。

　そこでRPAテクノロジーズでは今回、実業務におけるAIの活用で知見を持つaiforceと提携し、RPA×AIで実務を高度化させる共同サービスRoboforceを提供するとした。具体的なサービス内容としては、RPA/AI教育・コンサルティング、イノベーションワークショップといったサービスに加え、モックアップまで開発するPoCサービスも提供する。

　また今後は、RPAテクノロジーズのRPAツール「BizRobo!」と連動した分析自動化ソリューションを10月より提供するほか、RPAとAIを活用できる女性の育成にも取り組むとしている。

　価格例は、RPA/AI教育・コンサルティングが50万円から、イノベーションワークショップが50万円から、PoCが300万円から、など。