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デージーネット、IPアドレス管理のオープンソースソフト「phpIPAM」を日本語化、PowerDNSと連携し商用サポートとして提供

 株式会社デージーネットは30日、IPアドレス管理のオープンソースソフトウェア「phpIPAM」の日本語化を行い、9月3日から同社のPowerDNS商用サポートに追加して提供すると発表した。

 phpIPAMは、IPアドレス管理を効率的に行うためのオープンソースのソフトウェア。IPアドレスの登録や編集などの操作を、ウェブインタフェースから行うことができる。IPアドレスの登録では、ネットワーク内で動作している機器をすべて網羅してphpIPAMに登録でき、ネットワークをスキャンして応答があったホストを登録できるため、管理者が把握していない機器も検知して登録できる。

 登録された情報は、使用中のIPアドレスの一覧や使用率のグラフとして表示でき、空いているはずのIPアドレスが実際は使われていて、それによってIPアドレスが重複してしまうといった問題を解消できる。

 デージーネットでは、日本語化したphpIPAMを、PowerDNS商用サポートに追加。phpIPAMをPowerDNSと連携することで、ホスト名からIPアドレスを紐付ける設定や、IPアドレスからホスト名を導き出す設定を、ウェブインタフェースを使って行えるようになる。また、ウェブインタフェースを日本語化したため、従来よりも便利に分かりやすく利用できるとしている。