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TIS、「エンタープライズ・クラウド運用サービス」をMicrosoft Azureにも対応

 TIS株式会社は3日、パブリッククラウドの運用に関するサービスを提供する「エンタープライズ・クラウド運用サービス」について、Microsoft Azureに対応した「Azure運用テンプレート」の提供を開始すると発表した。

 エンタープライズ・クラウド運用サービスは、「クラウド利用ガイドライン」「統合運用管理基盤」「エンタープライズ運用サービス」の3つから構成され、顧客が必要とする運用を提供するサービス。

 Azure運用テンプレートは、TISが100件以上のパブリッククラウド導入のノウハウを基に作成したテンプレート。クラウド利用における「運用ガイドライン」「セキュリティガイドライン」などのガイドラインテンプレートを提供する。

 また、クラウド運用に必要となる機能のテンプレートを活用し、Azure上の顧客システムを運用管理する基盤をスピーディに構築する「統合運用管理基盤」も提供する。

 統合運用管理基盤は、サービスデスク、障害監視、ログ管理、踏み台/アクセス監査をまとめた「基本サービス」と、セキュリティ対策、起動停止、バックアップ、パッチ配布、Proxyサーバーから必要な機能を選択できる「オプションサービス」のメニューで構成される。

 TISでは、クラウドサービスの本格利用・大規模展開を検討している企業向けにエンタープライズ・クラウド運用サービスを展開していき、2020年までに40社への導入と関連売上で約40億円を目指す。