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NTTコムウェアの開発環境クラウドサービス、コンテナトランスポーター「DataSkywalker」を提供

 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(以下、NTTコムウェア)は5日、企業のDevOpsを推進する開発環境クラウドサービス「SmartCloud DevaaS 2.0」において、コンテナトランスポーター「DataSkywalker」の提供を開始すると発表した。

 DevaaS 2.0は、CI/CDツールをはじめとしたDevOps対応機能群を搭載する、クラウド型のソフトウェア開発環境サービス。

 今回は、コンテナ化したアプリケーションを、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azure、Enterprise Cloudといったさまざまなクラウド環境へ迅速にリリースできる機能「DataSkywalker」を提供開始する。

 このDataSkywalkerは、大きく「Push Container」機能と「Pull Container」機能により構成され、Push Container機能では、DevaaS 2.0上で開発したアプリケーションのコンテナを、Dockerレジストリサービスを採用するクラウド環境へ簡単にリリースすることが可能になる。これにより、運用環境に依存しないシームレスなアプリケーションの流通を実現するとのこと。

 一方のPull Container機能は、Docker Hubで公開されたコンテナイメージを、ポータル画面からのシンプルな操作で、DevaaS 2.0内へ配備および実行できるようにするものだ。

 今回はあわせて、開発用クライアントツールとして、NTTコムウェアがSeleniumをベースに開発したWeb画面試験自動化ツール「FunTest」も提供される。マルチブラウザに対応し、試験操作の記録、および記録した操作を自動実行できることから、試験作業の効率化に貢献するとした。