ニュース

RPAテクノロジーズとインフォテリア、ASTERIA WARP専用「BizRobo!アダプター」β版を提供開始

 RPAテクノロジーズ株式会社とインフォテリア株式会社は4日、RPAテクノロジーズのRPAツール「BizRobo!」について、インフォテリアの企業データ連携(EAI/ESB)製品「ASTERIA」シリーズ専用アダプターの「BizRobo!アダプター」を開発し、β版(試用版)の提供を開始した。

 RPAテクノロジーズは、2017年9月にインフォテリアとASTERIAサブスクリプションパートナー契約を締結し、BizRobo!による手作業で行っていた業務の自動化と、ASTERIAによる基幹システムにおけるデータ連携の自動化、およびこれらを両輪としたRPAソリューションを提供してきた。

 今回、両社の協業をさらに進化させ、ASTERIAのフローデザイナー上からBizRobo!側の任意のロボットファイルを動かす定義(設定)がノンプログラミングで可能となるBizRobo!アダプターを開発した。これにより、ASTERIAでRPAツールを介した業務フローの開発・実行を一元管理することが可能となり、開発工数・コストの削減と処理能力を高速化し、企業におけるRPAツールの活用シーンをより一層広げることに貢献するとしている。

 BizRobo!アダプター β版は無償提供で、別途BizRobo!製品の契約が必要。また、7月4日に東京国際フォーラムで開催される「RPA DIGITAL WORLD 2018」で、BizRobo!アダプターの展示・デモンストレーションを行う。

 RPAテクノロジーズとインフォテリアでは、BizRobo!とASTERIAの連携機能を強化することで、RPAツールの導入効果を高めるとともに、RPAツールのカバー領域をより一層広げていくと説明。また、多様なシステムとの連携性も向上させていき、社内外のシステムやクラウド上のAI(人工知能)/Cognitive(認知技術)機能などとRPAツールがつながることで、RPAソリューションの価値や導入効果を更に高めていくとしている。