ウルシステムズ、統合データ処理基盤「InterSystems IRIS」のプロフェッショナルサービスなどを提供

　ウルシステムズ株式会社は22日、インターシステムズジャパン株式会社（インターシステムズ）より、国内企業としては初めて、統合データ処理基盤「InterSystems IRIS Data Platform」（以下、InterSystems IRIS）の戦略的パートナーに認定されたと発表した。これに伴いウルシステムズは、InterSystems IRISの活用を支援するプロフェッショナルサービスを提供開始する

　InterSystems IRISは、トランザクション処理とアナリティクス処理の双方に対応した統合データ処理基盤。オブジェクトや階層構造、ドキュメントといった多様かつ複雑なデータを扱える点が特徴で、分散環境を前提としたアーキテクチャを採用しており、スケールアウトによって処理性能を拡張可能という。

　インターシステムズのデータベース製品に関して、知見と多数の導入実績を持つウルシステムズでは、これまでに蓄積したノウハウを生かして、InterSystems IRISの活用を支援するプロフェッショナルサービスを提供するとのこと。

　具体的には、PoC（Proof of Concept：概念実証）の実施、InterSystems IRISを使った業務システムの設計・構築、ソフトウェアライセンスや保守サービスの提供などを行うとした。

　なお両社ではマーケティング活動を共同で実施し、早期にフラグシップ案件の獲得を目指すとのことだ。