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NECとインテージ、バリューチェーン全体で需給を最適化するビジネスで協業

 日本電気株式会社(以下、NEC)と株式会社インテージは21日、製造、卸・物流、販売のバリューチェーン全体で需給を最適化するビジネスにおいて、ビジネスパートナーとして協業すると発表した。

 両社の協業では、2月に発表したバリューチェーン全体で需給を最適化するNECのデータ流通基盤「需給最適化プラットフォーム」と、データ解析の要となるインテージのSRI(全国小売店パネル調査)やSCI(全国消費者パネル調査)などのさまざまなデータや分析ノウハウを組み合わせることで、同基盤の需要予測精度の向上とそれらを活用した商品需要予測サービスの提供を推進していく。

 また、インテージは、同基盤やNECのAI技術群「NEC the WISE」を活用することで、マーケティング効果測定やデータ解析支援サービスといった既存サービスにおける分析業務の効率化や新たな規則性の発見による新サービスの事業化を目指す。

 両社は今後、AI・IoTを活用し、人・モノ・プロセスをつなぎ合わせる「バリューチェーン・イノベーション」により、新たな社会価値を創造していくとしている。