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NTT-ATとTrusona、ID/パスワードを使用しないセキュアなVPNアクセスを実現するソリューションを提供

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)と米TRUSONA(以下、Trusona)は18日、Trusonaの「Trusona#NoPasswords」ソリューションと、F5のアクセス制御ソリューション「F5 BIG-IP Access Policy Manager(以下、BIG-IP APM)」を組み合わせ、従来のIDおよびパスワードを使用しないVPNアクセスへのセキュアな認証ソリューションの提供を開始した。

 働き方改革の進展に伴い、外出先から社内システムにアクセスできるVPNなどのソリューションが注目を集めているが、従来のIDやパスワードを使った外部からのアクセスでは、IDやパスワード流失によるセキュリティ面の懸念が指摘されている。

 こうした課題に対し、NTT-ATとTrusonaでは、スマートフォンの生体認証を活用し、独自のアンチリプレイ技術により強固なセキュリティを確保するTrusonaのNoPasswordsソリューションと、認証および認可された通信のみを内部に通すファイアウォールを可能とするBIG-IP APMを組み合わせることで、IDとパスワードを用いないVPNへのアクセス方法を実現するソリューションを提供する。

 利用者は、BIG-IP APMにアクセスしてログオンボタンをクリックすると、Trusonaサーバーにリダイレクトされ、スマートフォンの画面に動的QRコードが表示される。スマートフォンの専用アプリケーションでQRコードをスキャンすると、スマートフォンの位置情報などが送信され、アンチリプレイ技術で同じ情報がないことを確認し、TrusonaとBIG-IP APMがSAMLで連携したシングルサインオン(SSO)によりアクセスが許可される。このテクノロジーを活用したソリューションにより、さまざまな不正認証行為をシャットアウトできる。

 NTT-ATとTrusonaでは、今後もTrusona#NoPasswordsソリューションと他のソリューションの連携を図り、簡単・安全・スムーズなICTサービスを提供していくと説明。また、NTT-ATでは、7月17日にミューザ川崎セントラルタワーで、Trusonaの連携ソリューションを紹介するプライベートセミナーを開催する。