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オーシャンブリッジ、ライセンス体系を変更したデータ圧縮ソフトウェア「NXPowerLite ファイルサーバーエディション」新版

 株式会社オーシャンブリッジは15日、データ圧縮ソフトウェアの新版「NXPowerLite 7.1.17 ファイルサーバーエディション」を7月2日より販売開始すると発表した。

 NXPowerLiteは、Word、Excel、PowerPointのMicrosoft Officeファイル、デジカメ写真(JPEG)、PDFファイルなどを、ファイル形式はそのままで軽量化するソフトウェア。デスクトップ向けやSDKなどさまざまな形態で提供されている。

 新版が提供されるファイルサーバーエディションは、ファイルサーバー上のファイルを一括で軽量化できる製品で、今回から、幅広い利用環境に適用可能なライセンス「NXPowerLite ファイルサーバーエディション ベーシック」と、特定環境での利用に限定した安価な「NXPowerLite ファイルサーバーエディション ミニ」の両ラインアップを提供する。

 このうち、「NXPowerLite ファイルサーバーエディション ベーシック」では、ファイルサーバーがNASやLinuxなど、Windows Server以外の場合、別立てしたWindows Server環境にインストールし、ネットワーク経由でフォルダを指定(UNCで指定)することにより、ファイルの圧縮を行えるとしている。また、圧縮できる容量や、圧縮対象のファイルサーバーのストレージ物理容量に制限はない。

 利用にはプログラムライセンスと年間利用料が必要となり、価格(税別)は、プログラムライセンスが40万円、年間利用料が初年度40万円。次年度以降の年間利用料は20万円となる。

 一方の「NXPowerLite ファイルサーバーエディション ミニ」は、圧縮対象のOSがWindows ServerまたはWindows Storage Serverに限られるほか、ファイルサーバーのストレージ(物理容量)が2TBまでであること、インストール対象の端末と圧縮対象の端末が同一であること、といった条件を満たした場合に利用できる。

 価格(税別)は、年間利用料が初年度30万円、次年度以降が12万円で、プログラムライセンスの購入は必要ない。