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電通テック、IBMの気象予報データを活用した天候変化対応型のCRMソリューション「ウェザー&モーメントキャプチャー」

 株式会社電通テックは7日、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)およびエコノミックインデックス株式会社と連携して開発した、天候変化による顧客の心理状況、エリア、タイミングを自動選別して情報を届ける、天候変化対応型のCRMソリューション「ウェザー&モーメントキャプチャー」β版の提供を開始した。

 電通テックでは、生活者の心理や行動が天候に影響を受けることに着目。過去の気象データとソーシャルメディア解析で抽出したインサイトを活用し、気象予報で起こる心理変容のタイミングで最適な情報を顧客に届けることを実現した。その結果、天候による集客や売上げの減少という商機逸失を軽減するとともに、既存顧客とのエンゲージメントを強化することが可能となるとしている。

 ソリューションでは、マーケティングオートメーションツール「IBM Watson Campaign Automation」と組み合わせて提供される「IBM WeatherFX」を活用。IBM WeatherFXは、気象予報の変化に応じて最新のコンテンツを作成し、的確にターゲットを設定するための機能で、気象予報データは郵便番号単位で一週間先までの予報が1時間ごとに更新される。このデータを活用することで顧客をターゲティングし、顧客の心理や行動が変化するタイミングで情報を自動で届けることを可能にする。

 さらに、過去の気象データからソーシャルメディア相関を解析し、生活者のモーメントやマインドを捉えた、行動を促進するコンテンツ・情報の提供を実現する。