ニュース

キヤノンMJ、インクジェット印刷対応のICカードを発売

 キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)は、社員証などに用いるICカードについて、インクジェット印刷対応の「インクジェット対応ICカード FeliCa Lite-S版」を7月上旬に発売する。価格はオープンで、想定市場価格は3万5000円(100枚)。

 2017年の個人情報保護法改正により、個人情報を取り扱うすべての事業所において安全管理のために必要かつ適切な措置が義務付けられており、こうした個人情報を取り扱う部屋の入退室を記録するシステムではICカードの活用が進んでいる。一方で、ICカードの作成は専門業者に依頼するか、専用の昇華型熱転写方式プリンターで印刷する必要があり、時間やコストがかかるという課題があった。

 インクジェット対応ICカード FeliCa Lite-S版は、国内初となるインクジェット印刷に対応したICカード。既存製品であるインクジェット方式のカードプリンター「CX-G6400/CX-G2400」に対応し、CX-G2400で印刷した場合、印刷速度はカラー片面分速50枚、インクコストは1枚約2円と、従来の昇華型熱転写方式プリンターに比べて高速・安価な印刷を実現した。

 インクジェット方式のため1200dpiと高解像度の印刷が可能で、メンテナンスも容易。また、昇華型熱転写方式プリンターではインクリボンに個人情報が残るため、その破棄にもコストや手間がかかっていたが、インクジェット方式にすることでその部分のコストや手間も削減できるとしている。

印刷サンプル
使用イメージ