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IIJ、VMwareベースのクラウド環境を構築できる「VWシリーズ」を拡充 96コアのCPUリソースを搭載した新プラン

 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は31日、IaaS型クラウドサービス「IIJ GIOインフラストラクチャーP2」(以下、IIJ GIO P2)の1ラインアップ「仮想化プラットフォーム VWシリーズ」において、サーバー性能を強化した新プランを提供すると発表した。

 VWシリーズは、VMwareの仮想化基盤が利用できるIaaS型クラウドサービス。IIJが提供するVMware vSphere ESXi上にユーザー企業のクラウドシステムを構築し、オンデマンドでメモリやサーバー容量などのリソースを増減することができる。

 今回はこのラインアップにおいて、従来提供しているCPUコア数の倍、48コアのCPUリソースを搭載した「VW48-1024-FC-10G」と、96コアのCPUリソースを搭載した「VW96-1024-FC-10G」を追加する。いずれもメモリが1024GB、NIC帯域上限が10Gbps。IIJではこれらのプランを、AIの情報処理やSAP S/4HANAなど、取り扱うデータの処理にハイコア・ハイメモリが求められるアプリケーションのインフラに最適としている。

 価格は、VW48-1024-FC-10Gが月額51万円、VW96-1024-FC-10Gが月額61万円で、それぞれ6月1日、10月以降の提供開始を予定しているとのことだ。