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DNP、マーケティングオートメーションツールの運用支援・代行サービスを開始

 大日本印刷株式会社(以下、DNP)は28日、企業がデジタルマーケティングの際に利用するマーケティングオートメーション(以下MA)ツールの運用を支援・代行する「DNP MA運用支援サービス」を開始した。

 DNP MA運用支援サービスは、「MAツールを活用したキャンペーン施策などの企画設計」「MAツールの設定作業とリアル・デジタルを横断した施策の実行」「施策実施結果のレポート作成と簡易な分析」「対象者を抽出するためのパラメータ設定の変更(必要時のみ)」を組み合わせて提供。これらMAツールに必要な一連の業務を支援・代行することで、PDCAをすばやく着実に実行し、企業のデジタルマーケティング戦略をサポートする。

 サービスは、企業が実施するキャンペーン1件単位で利用可能。MAに特化したマーケティングエンジニアが、企業のマーケティング戦略に基づいた企画設計と施策実行結果の効果検証を実施。ます。また、各種MAツールのトレーニングを受け、操作に習熟した専門のオペレーターが、クーポンの配信などの施策を設定・実行する。

 ウェブ広告や電子メールの配信から、電話でのアウトバウンドコール、ダイレクトメールの配送や個別クーポンの発行など、リアル・デジタルを横断したさまざまなメディアに対応し、DNPのリソースと連携して個々の顧客の状況に応じた最適な施策の実行を支援する。

 サービス提供にあたっては、MAの運用に特化した高い情報セキュリティ機能を有した環境の専用施設を、DNPの東京都内のBPO拠点内に新設。高い情報セキュリティ基準に準拠した環境から、各企業に導入されたMAツールにアクセスすることで、個人情報の取り扱いに関するセキュリティリスクを極小化し、安全な運用を実現する。

 DNPは、DNP MA運用支援サービスによって企業のデジタルマーケティングを支援し、関連事業を含めて2020年に140億円の売上を目指す。