ユニアデックス、クラウドサービスの利用をコントロールする「CASB」サービスを提供

　ユニアデックス株式会社は22日、企業内のクラウドサービス利用の実態を可視化し、利用者の振る舞いをコントロールする「CASB（Cloud Access Security Broker）」サービスの提供を開始すると発表した。

　ユニアデックスでは、2017年度からクラウドセキュリティビジネスの取り組みを開始し、すでに実績としてCASBライセンス10万IDの導入と、CASBレポーティング、クラウド利用アセスメント、クラウドセキュリティポリシー策定を一部で提供している。

　ユニアデックスではCASBサービスとして、マカフィーの「McAfee Skyhigh Security Cloud」、Netskopeの「Netskope Active Platform」、Symantecの「Symantec CloudSOC」、シスコの「Cisco CloudLock」を提供。顧客は自社の実態に沿った、適切なサービスを採用できる。

　また、CASBはクラウド利用の可視化とユーザーコントロールが行えるため、導入により企業課題の発見が可能だが、浮き彫りになった課題解決のためのプロセスを新たに確率する必要があると説明。そのため、ユニアデックスでは、レポートからアセスメント、ポリシー策定までをセットで提供することで、企業内のクラウドセキュリティガバナンス定着までを支援するとともに、20人超のCASBエンジニアを育成しており、全国での提供が可能としている。

　ユニアデックスでは、今回のCASBサービス提供を皮切りに、クラウドセキュリティ分野でのソリューション・サービス提供を強化していき、CASBと周辺サービスの提供も含め、2020年までの累積で売上20億円を目指す。