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サイバーソリューションズ、メールセキュリティソリューションに送信元ドメイン認証やサンドボックスなどを追加

 サイバーソリューションズ株式会社は16日、統合型メールセキュリティソリューションの新版「MailGates V5」を6月1日より販売開始すると発表した。

 MailGatesは、誤送信対策、メール暗号化、迷惑メール(スパム)対策、ウイルス対策などの機能を統合して提供するメールセキュリティソリューション。すべての機能を利用することも、必要な機能だけを選択して導入することもできる。

 今回の新版では、なりすましメール対策に効果的な送信ドメイン認証技術や、未知の脅威をディープラーニング技術により検知するクラウド型のサンドボックス機能などを新たに追加した。

 送信元ドメイン認証技術は、DKIMとDMARCに対応。送信元ドメインをSPF/DKIM認証機能によって認証した後、失敗したインバウンドメールをDMARCによりさらに検証し、処理を個別に決定することが可能なため、なりすましメール対策として推奨されているとしている。

 このほか、シングルサインオンで利用するSAML認証のサポート、メール送信時のSTARTTLSのサポートなども行われている。

 価格例として100アカウントの年間料金では、スパム対策機能が38万円、暗号化機能が19万円、誤送信対策機能が21万5000円で、セット製品の「セキュリティパック」は62万8000円となる。サンドボックス機能は、ウイルス対策オプションの1つとして提供され、サンドボックス機能を含む場合が27万円、含まない場合が18万円。