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マクニカネットワークス、LPWAネットワークを利用したIoTパッケージ製品を提供

 マクニカネットワークス株式会社は8日、IoTサービスの実用化に向けて、LoRaWANネットワークを利用したパッケージ製品(以下、LPWAパッケージ)の提供を開始した。

 LPWAパッケージは、マクニカネットワークスで取り扱いの各社製品を用いて、LoRaWANのネットワークサーバー、ゲートウェイに加え、エンド端末、表示アプリケーションを1つにまとめたもの。IoTの導入もしくは事業化を検討している企業がすぐに導入できるパッケージとなっている。

 提供するLPWAパッケージは、スマートオフィスやスマートビルディングなどに適した、1)トイレの利用モニタリング、2)空間環境モニタリング、3)駐車場モニタリングの3種類。

 トイレの利用モニタリングパッケージは、トイレのドアの開閉状況を取得するエンド端末を使用し、トイレの利用状況を見える化することで、混雑の緩和、利便性の向上、体調不良のユーザーの見守りサポートなどに貢献する。

 空間環境モニタリングパッケージは、室内の温度や湿度を取得するエンド端末を使用し、空間環境を見える化することで、寒暖差の把握、エネルギーの効率利用、職場環境の向上などに貢献する。

 駐車場モニタリングパッケージは、駐車の有無の状況を取得するエンド端末を使用し、駐車状況を見える化することで、人手不足の解消、利用状況の把握のサポート、利便性の向上などに貢献する。

 製品の価格は要問い合わせ。提供時期は6月より順次。