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トレジャーデータとソフトバンク、マーケティング分野で協業

TREASURE CDPとSoftBank Ads Platformなどを実現へ

 トレジャーデータ株式会社とソフトバンク株式会社は7日、トレジャーデータのカスタマーデータプラットフォーム「TREASURE CDP」とソフトバンクの広告配信プラットフォーム「SoftBank Ads Platform」の連携を視野に入れ、マーケティング分野で協業すると発表した。

 トレジャーデータでは、TREASURE CDPの提供に加え、さまざまな企業のマーケティング関連ツール、サードパーティーデータとTREASURE CDPとの連携を積極的に進めており、より多くの企業が、パーソナライズを軸としたデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現できるように取り組んでいるという。

 一方のソフトバンクは、広告配信プラットフォームのSoftBank Ads Platformを展開するほか、O2Oソリューションをはじめ、インターネット広告の販売、デジタルマーケティングサービスの提供を、多くの企業に行ってきた実績を持つ。

 両社では、こうした実績や事業の強みを生かしながら、データドリブンなマーケティング活動に欠かせない顧客独自のカスタマーデータプラットフォームの構築を推進する考え。そして、蓄積されたファーストパーティーデータを活用する多様なデジタルマーケティングサービスを提供することによって、事業拡大を目指すとしている。

 こうした事業の推進に向け、今回の協業では、ソフトバンクがトレジャーデータからカスタマーデータプラットフォーム構築に必要なノウハウの提供を受け、5月1日からTREASURE CDPの販売を開始する。

 さらに2018年夏には、TREASURE CDPとSoftBank Ads Platformを連携させ、顧客のファーストパーティーデータとソフトバンクの独自データを掛け合わせることで、より精度の高いセグメントに対して、適切なメッセージで、より効率的かつ効果の高い広告配信を行えるようにするとのこと。