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さくらインターネット、「sakura.io」通信モジュールの待機中消費電力を最大80%削減するファームウェアを提供開始

 さくらインターネット株式会社は7日、IoTプラットフォーム「sakura.io」の通信モジュール「sakura.ioモジュール」について、待機中の消費電力を最大80%削減するファームウェアの提供を開始した。

 sakura.ioは、IoTを活用したシステムやサービスを開発したいユーザー向けに、デバイスに組み込める通信モジュールと、通信環境、データの保存や連携処理に必要なシステムを一体で提供するサービス。

 今回、データの送受信のために製品に組み込むsakura.ioモジュール(LTE)の最新ファームウェアに、省電力機能を追加。機能を有効にすることで、待機中の消費電流が従来の約70mAから約14mAとなり、消費電力が最大80%削減される。これにより、sakura.ioモジュールを搭載した製品のバッテリー駆動時間を延ばすことができる。

 すでにsakura.ioモジュールを利用中の場合、ユーザー自身でファームウェアを最新版に更新することで省電力機能を利用できる。2017年4月の正式版提供前のβ版モジュールは機能の対象外となる。