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CTCS、複数のRPAツールを組み合わせたソフトウェアロボットソリューションを提供

 CTCシステムマネジメント株式会社(以下、CTCS)は26日、複数のRPA(Robotic Process Automation)ツールを組み合わせて業務を自動化するソフトウェアロボットソリューションの提供を開始した。働き方改革や生産性向上を推進する企業を対象に、1年間で20社の導入を目指す。

 提供するソフトウェアロボットソリューションは、複数のRPAツールや特定アプリケーション向けの自動化ツールを組み合わせて、業務全体の自動化を実現する。

 使用する自動化ツールは、エクセルでの作業の自動化に特化したツール「xoBlos」(デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社提供)、デスクトップでの一般的な事務作業の自動化に適したRPAツール「WinActor」(NTTアドバンステクノロジ株式会社提供)、カスタマイズ性に優れ複雑な作業や個別開発された業務システムの操作に適したRPAツール「パトロールロボコン」(株式会社コムスクエア提供)の3製品。

 導入する部署の業務の特性やアプリケーション、システムなどに合せて最適なツールを選択し、それぞれのツールを連携させることで、単独のRPAツールでは対応が難しい一連の業務を自動化する。

 CTCSは、RPAツールを用いたシステム運用サービスでの実績をもとに、PoC(仮説検証)から導入や維持管理までを支援する。また、障害時の技術支援を含めた一元的なサポート窓口も用意しており、ツールごとにメーカーに問い合わせる必要はなく、運用担当者の負担を軽減する。

 ソフトウェアロボットソリューションの提供価格は、PoC支援サービスが50万円から、導入サービスは都度見積もり、維持管理サービスは月額15万円から。

 CTCSでは今後、RPAツールのラインアップの拡充やリモートでのソフトウェアロボットの維持管理サービスの提供も視野に、顧客の業務の自動化を通した生産性の向上に貢献していくとしている。