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SBT、脅威検知のAIモデルを開発しセキュリティ監視サービスを強化

 ソフトバンク・テクノロジー株式会社(以下、SBT)は23日、セキュリティ脅威検知のAIモデルを開発し、独自のログ分析プラットフォームを構築したと発表した。

 このAIは、セキュリティアナリストの経験と知識をモデル化したもの。判定結果の再学習により、日々進化する脅威情報を習得して精度を上げ、危険度の高いログやアラートの抽出を効率化していくという。

 また、これを利用することで、セキュリティアナリストは高度な分析に専念できるようになり、迅速な脅威検出ときめ細かなアドバイスを実現するとした。

 SBTでは5月から、自社のSecurity Operation Center(SOC)へ導入し、顧客のセキュリティシステムを24時間365日運用・監視するサービス「マネージド・セキュリティ・サービス」(以下、MSS)で利用開始する。

 また、このAIモデルを用いたログ分析プラットフォームはMicrosoft Azure上に構築されているので、データ容量や分析処理の増加にも柔軟にスケール可能。監視対象追加などの顧客要望に対しても、迅速に対応できるとしている。