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グリー、人材活用基盤にセルフサービス型分析製品「Qlik Sense」を採用

 株式会社アシストは、自社が取り扱うQlik Technologiesのセルフサービス型分析プラットフォーム「Qlik Sense」が、グリー株式会社の人材活用プラットフォームに採用されたと発表した。

 グリーでは、データを活用した人事戦略にシフトするため、HR Techプロジェクトを開始しており、人事データの分析結果から得られた知見をアクションに具現化する仕組みを構築するべく、取り組みを進めていた。しかし、データ分析以前に、従業員に関する情報が複数のシステムに散在し、人事異動に必要な情報を迅速かつ網羅的に参照できていないという課題があったとのこと。

 そこで、データの検索から分析までをシームレスに行えるツールを検討した結果、Qlik Senseが採用された。

 決め手になったのは、データの検索と分析という2つの要件を、Qlik Senseの拡張開発により実装できる点や、連想技術により、従業員情報を名前、スキルや経歴といった、思いつくままのキーワードで瞬時に検索できる点。また、最新のWeb技術やAPIを活用することで、さまざまな機能やUIの工夫、アイディアを瞬時にシステムに反映できることも評価されている。

 なお、Qlik Senseを活用した人材活用プラットフォームは2017年11月に運用を開始。人材情報の迅速な把握と活用に効果を発揮している。また2018年3月には、Qlik製品専用のプリンティングソリューション「Qlik NPrinting」による勤怠レポート配信を開始しており、労務管理への有効活用が期待されているとのことだ。