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TOKAICOM、クラウド型のセキュリティゲートウェイサービス「OneOffice Web Blocker」を提供

 株式会社TOKAIコミュニケーションズ(TOKAICOM)は18日、クラウド型Webセキュリティ「OneOffice ウェブセキュリティ」において、セキュリティゲートウェイサービス「OneOffice Web Blocker powered by Trend Micro」を提供開始すると発表した。トレンドマイクロ株式会社の「InterScan Web Security as a Service(IWSaaS)」を活用する。

 「OneOffice Web Blocker powered by Trend Micro」は、ネットワークゲートウェイとしてセキュリティ対策を提供するクラウドサービス。URLフィルタリング、Webレピュテーションといった機能により、ウイルスの感染源になっているWebサイトや不正なWebサイトへのアクセスをブロックするほか、ネットワークトラフィックを分析してボットネット通信を検出する機能などにより、不正な通信をブロックできる。

 端末はPCのみならず、iOS、Androidのスマートデバイスにも対応。ユーザーアカウント単位でポリシーの設定や、ログ記録を行うことが可能だ。さらに、ファイル転送、インスタントメッセンジャー、ピアツーピア、音声/動画など、業務の妨げになるアプリケーションをブロックする機能も搭載した。

 また、こうしたセキュリティ機能はクラウド型で提供されるため、新たな機器の購入や、導入後のパターンファイル更新といった運用が不要で、自社でのオンプレミス運用と比較した場合、初期導入コストや運用コストの低減が見込める点もメリットとしている。

 価格(税別)は、初期費用が1契約あたり3万円、月額費用が1アカウントあたり250円。アカウント数は最低25から利用でき、増減も25アカウント単位で行う。また、1年間の最低利用期間が設定されている。

 なおTOKAICOMでは、現在利用中のサービスやシステムからの切り替え、または新規導入のユーザーを対象に、初期費用が無料となるキャンペーンも実施する。期間は9月末まで。