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HCNET、AI技術を活用したセキュリティ監視・分析サービスを提供

 エイチ・シー・ネットワークス株式会社(HCNET)は12日、セキュリティオペレーションセンター(SOC)を構築し、セキュリティ監視・分析サービスを法人向けに販売開始すると発表した。

 HCNETが今回提供するのは、ユーザー企業のIT基盤から出力されるさまざまなログを収集し、リアルタイムで可視化・分析するサービス。インシデントが検出された場合は管理者へそれを通知し、その対処やアドバイスも行うという。

 監視・分析には、日本IBMのSIEM(Security Information and Event Management)製品である「IBM QRadar」を採用。ファイアウォールやIDS/IPSなどのセキュリティ機器から、ネットワーク、サーバー、さらにはアプリケーションに至るまで、さまざまな機器から出力される大量のログをリアルタイムで監視・相関分析し、検出されたインシデントの脅威を特定するとした。

 また、WatsonのAI技術を活用して、分析者がインシデントの優先順位付けと調査を行いやすくする「IBM QRadar Advisor with Watson」も利用可能。セキュリティアナリストが、より迅速かつ正確に対応できるようにするとしている。