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さくらインターネット、さくらのクラウドとAWSを閉域網で接続する「AWS接続オプション」

 さくらインターネット株式会社は12日、クラウドサービス「さくらのクラウド」などにおいて、Amazon Web Services(AWS)と閉域網で接続する「AWS接続オプション」を提供開始した。

 AWS接続オプションは、「AWS DirectConnect」を利用し、さくらのクラウドとAWSのクラウドサービス間を閉域網接続するオプションサービス。さくらのクラウドや「さくらのVPS」「さくらの専用サーバ」のサービス内に接続されたローカルルータと、ユーザー企業がAWS環境内に作成したVPCを、閉域網で相互接続するため、インターネット経由よりも安価かつセキュアにデータ転送を行えるという。

 さくらインターネットでは、各クラウドサービスのバックエンドに設置されたデータベースサーバーなど、外部インターネット側とは接続したくない環境に設置したサーバー同士で、高速・大容量に通信したいケースなどに適していると説明している。

 価格は、3万円(税別)の月額料金に加え、転送量(さくらインターネット→AWS)に応じて、5円/GBの課金が発生する。また、利用にあたっては別途ローカルルータの契約が必要。AWSからさくらのクラウドへの通信については、AWSより別途請求が発生する。