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CEC、Windows Defender ATPの導入・運用を支援するセキュリティサービス

 株式会社シーイーシー(CEC)は30日、日本マイクロソフトが提供するセキュリティ製品「Windows Defender Advanced Threat Protection(ATP)」向けセキュリティサービスとして、「CEC SOC(Security Operation Center) for Windows Defender ATP」を提供すると発表した。

 Windows Defender ATPは、Windows 10に実装されるEDR(Endpoint Detection and Response)機能。デバイス個々の振る舞いを検知し、異常なアクティビティを解析することで、従来のウイルス対策製品では対応できなかったマルウェアを検知して、いち早く対策を講じることが可能になるという。

 今回提供するCEC SOC for Windows Defender ATPは、セキュリティエンジニアによるWindows Defender ATPの導入から、CEC SOCによる監視・対応支援までの包括的なセキュリティサービスとして提供される。これを利用すると、ユーザー企業に代わり、CEC SOCが24時間365日の有人監視・インシデント対応支援を行うため、システム運用負荷が軽減されるとした。

 また、ファイアウォールやサーバー向けセキュリティ製品などを含めた相関分析オプションにより、さらに高度なセキュリティ監視が可能になるとのこと。

 価格は、初期費用が24万円から、月額費用が、PC1000台までの場合で50万円から。

 なお、現在も高い導入シェアを持つWindows 7は、2020年1月にサポート終了を迎え、企業PCのWindows 10への移行が今後多く見込まれている。CECは日本マイクロソフトと連携し、Windows 10移行にあわせて、Windows Defender ATPおよびセキュリティサービスの展開を図る考えで、CECでは、2020年までに30社への導入を目指すとしている。