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TISがスーパーストリームの「移行コンソーシアム」に参画、パートナー向けに移行アダプタや支援サービスなどを提供

 TIS株式会社は16日、スーパーストリーム株式会社の「移行コンソーシアム」に参画したと発表した。

 「移行コンソーシアム」は、2020年に製品サポートが終了する統合業務パッケージ「SuperStream-CORE」から、最新版である「SuperStream-NX」へのアップグレードを、ビジネスパートナーとともに支援するため、スーパーストリームが2015年12月に立ち上げたコンソーシアム。

 一方、TISでは、SuperStream-COREからSuperStream-NXへの移行を支援するサービス「FLASHNX(フラッシュエヌエックス)」を2017年6月より提供してきた。今回、同社は「移行コンソーシアム」に参画することで、SuperStreamのビジネスパートナー向けに、FLASHNXに含まれている移行アダプタの提供や技術支援、移行スキル/ノウハウの共有を行うという。

 このうち移行アダプタは、アドオン機能のCOREシリーズとNXシリーズの差分を吸収する独自開発のアダプタで、アドオン機能をそのまま再利用可能になるため、アドオン機能の作り直しが発生する従来方式と比べ、最大で70%の費用削減を実現するとした。価格は200万円(税別)。

 また移行支援サービスでは、適合性判定支援やアセスメント支援、要件定義支援などを行うとのこと。価格は、適合性判定支援が50万円(税別)、アセスメント支援が個別見積もり。