スーパーストリーム、SuperStream-NXへの移行を支援するコンソーシアム設立

　キヤノンMJ ITグループのスーパーストリーム株式会社は7日、統合業務パッケージ「SuperStream」のビジネスパートナーとともに、最新製品である「SuperStream-NX」への移行を支援する「移行コンソーシアム」を設立すると発表した。

　またキヤノンITソリューションズ株式会社（以下、キヤノンITS）、株式会社日立システムズはスーパーストリームと協力し、移行コンソーシアムにおいて、移行基盤や移行支援ツール、移行関連サービスの開発・提供を行い、ビジネスパートナーを支援するという。

　あわせて、ビジネスパートナーを通じ、エンドユーザー向けに移行ソリューションを提供するとのことで、これによって、従来の「SuperStream-CORE」から、クラウド環境やグローバル展開、グループ経営管理にも適したSuperStream-NXへの移行を促進。エンドユーザーの中長期的なトータルITコストの低減や、柔軟性・拡張性のあるシステム基盤の実現に貢献するとした。

　サービスの例として、

・クラウド型で移行作業を行うための基盤環境を提供する「移行基盤提供サービス」
・アドオンプログラムの移行診断、外部システムで作成したデータの取り込みなどを行う移行支援ツール
・実際の移行作業や動作検証などを行う移行サービス
・本番環境を運用するクラウド基盤
・記帳代行や契約書電子化、請求代行、年末調整業務代行、固定資産棚卸し支援といったBPOサービス

などの提供を挙げている。

　なお、今後長期間にわたる移行コンソーシアムの運営において、より強固な連携が必要なことから、スーパーストリームの親会社であるキヤノンITSは、日立システムズにスーパーストリームの株式を一部譲渡したとのこと。