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TIS、SuperStream-COREユーザー向けの移行支援サービス「FLASHNX」
アドオン再作成なくSuperStream-NXへの移行が可能に
2017年6月22日 14:04
TIS株式会社は22日、スーパーストリーム株式会社のERPパッケージを最新製品へアップグレードする移行支援サービス「FLASHNX(フラッシュエヌエックス)」を発表した。
スーパーストリームの財務会計・人事/給与などの統合業務パッケージ「SuperStream-CORE」(以下、COREシリーズ)は、現在も多くの企業で利用されているが、2020年のサポート終了が予定されている。
今回発表されたFLASHNXは、このCOREシリーズから、最新製品である「SuperStream-NX」(以下、NXシリーズ)へ移行するための作業を支援するサービス。COREシリーズとNXシリーズの差分を吸収する独自アダプタを利用し、アドオン機能を作り直すことなく移行できる点が特徴という。これにより、アドオンの再作成が発生する従来方式と比べ、最大で70%の費用を削減できるとした。
また、COREシリーズとNXシリーズではデータベースのテーブル構成が大きく変わっているものの、NXシリーズのテーブルをCOREシリーズそっくりに変換するビューの集合体をアダプタとして提供。通常の移行より約30%の納期短縮が可能としている。
具体的な手順としては、まず、事前にアセスメントを実施し、差異吸収アダプタの適合率を確認。その際にギャップがあれば、個別対応が可能かどうかなど、移行方針の検討を行う。次に、差異吸収アダプタを適用して稼働確認を実施。その上で、ユーザー環境に適用し、検証して問題なければ移行を実施する。
価格はFLASHNXアダプタが200万円(税別)で、別途、移行支援作業費が必要。移行支援作業費は、アドオンの本数や対象範囲、個別対応要素などを踏まえた個別見積もりとなる。
なおTIでSは、SuperStream COREを利用している、もしくはアドオン機能を多く作成している企業などを中心にFLASHNXを展開し、2020年までに、関連するソリューションも含めて10億円の売上を目指す。