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GMOグローバルサイン、マイナンバー制度対応の「GMOオンライン本人確認サービス」をSaaS型で提供

 GMOグローバルサイン株式会社は6日、マイナンバー制度対応の「GMOオンライン本人確認サービス」について、SaaSとして導入できるクラウド型の本人確認サービスをアンドバリュー株式会社が開発し、提供を開始すると発表した。

 GMOオンライン本人確認サービスは、本人確認を必要とするサービスの提供事業者が、マイナンバーカードによる本人確認を自社サービスに組み込むことができるサービス。これまでは、導入したい店舗やサービスごとにAPIによる接続設計や組み込みの開発を行う必要があり、開発の手間やコストなどの負担が大きくなるため、複数店舗・サービスへの一括導入や、開発コストの調達が難しい中小規模の企業・事業者には導入が難しかった。

 そこで、GMOグローバルサインでは、簡単・低コストかつ迅速に「GMOオンライン本人確認サービス」を導入できるよう、同サービスとAPIでシステム連携した“クラウド型の本人確認サービス”を、アンドバリューの開発により実現した。

 クラウド型のサービスとして提供するため、自社サービスや店舗システムにおいて「GMOオンライン本人確認サービス」とのAPI接続設計・開発を行う必要がなく、専用サーバーの用意も必要ない。そのため、導入にかかる手間やコストを抑えながら、スピーディーに利用を開始できる。

 総務大臣認定を受けた公的個人認証サービスのプラットフォーム事業者であるGMOグローバルサインのプラットフォームを活用しているため、マイナンバーカードによる本人確認に求められる申請を行う必要なく、サービスの契約完了後すぐに利用できる。

 店舗や窓口でのマイナンバーカードの読み取りはスマートフォンにも対応し、PCやカードリーダーなどの専用機器がなくても利用が可能。利用料金(税別)は、初期費用が5万円、月額料金が1万円。最低利用期間は1カ月で、イベントなど短期での利用にも柔軟に対応する。