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鈴与シンワート、10GbE搭載の「S-Portベアメタルサーバ」を提供開始

 鈴与シンワート株式会社は27日、10GbEのNICや24時間365日監視・運用などを標準装備したサーバーレンタルサービス「S-Portベアメタルサーバ」の提供を開始した。

 S-Portベアメタルサーバは、既存のクラウドサービスではパフォーマンスが足りない、プライベートクラウドの構築を検討している、自社所有のDBソフトなどのライセンスを利用したい、ハイブリッドクラウドの構築を検討している、自社サーバーの設置場所を検討しているといった課題を抱える企業ユーザー向けのサービス。

 ネットワークインターフェイスとして、10GbE×2および1GbE×2のNICを搭載し、増大するサーバー間の水平方向通信や、DBレプリケーションなどサーバー間ネットワークのボトルネックの軽減に対応する。

 サーバーを含む物理機器の監視・運用は、鈴与シンワートが24時間365日対応。インフラ構築、ソフトウェア開発、業務系のパッケージ導入、保守運用まで、ワンストップ導入にも対応する。

 サーバーは収容データセンターの選択が可能で、複数データセンターによる分散化も実現可能。また、「S-Port Xコネクトサービス」を利用することで、オンプレミスや他社クラウドサービスとの接続にも対応する。

 標準サービスとなる「ベアメタルサーバ BM01-64」のスペックは、CPUがXeon E5-2680v4(2.40GHz、14コア×2)、メモリが64GB、ストレージがSSB 480GB×2(RAID 1)、NICが10GbE×2、1GbE×2、電源が1+1冗長。料金(税別)は、初期費用が5万円、月額費用が10万円。メモリが192GBになる「ベアメタルサーバ BM01-192」の料金(税別)は、初期費用が5万円、月額費用が12万円。

 オプションサービスとなる共有1Gbpsインターネット接続の料金(税別)は、初期費用が5万円、月額費用が10万円。専有インターネット接続、OSインストール、その他環境構築などは別途見積もり。