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NTT Com、マレーシアDGBとマネージドICTサービスの販売パートナー契約を締結

 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は26日、マレーシアのDiversified Gateway Berhad(以下、DGB)と、企業のICT環境の一元的な管理を実現するNTT ComのマネージドICTサービス「Global Management One(GMOne)」の販売パートナー契約を締結したと発表した。

 NTT Comでは、シンガポール、香港に続き3カ国目となるマレーシアにおける販売パートナー契約締結により、アジア市場においてさらなるGMOne販売網の拡大と強化を目指す。

 GMOneは、企業のICTシステム運用をサポートするリモートインフラストラクチャーマネージメントサービス。海外拠点、顧客が構築したオンプレミス、または他社サービスなどを含むICTシステム全体の運用管理を、24時間365日ワンストップで提供する。

 ICT環境に合わせて、ITインフラから業務アプリケーションまで60以上のサービスメニューから、必要なものだけを選択して組み合わせることが可能。多言語でのサポート対応で、多言語対応のエンジニア集団がサポートするとともに、監視・保守だけでなくヘルプデスクやPCマネジメント、ITコンサルティングなどのメニューも用意する。

 今回、DGBが提供するネットワーク最適化コンサルティングサービスと、NTT ComのGMOneを組み合わせることで、マレーシアの中堅・大企業向けに、マルチベンダー・ハイブリッド環境における最適な運用管理をエンドツーエンドで提供できると説明。

 NTT ComではパートナーとしてDGBにさまざまな営業支援ツールを提供するとともに、GMOneのパートンバー向けトレーニングプログラム「GMOneアカデミー」で、専門の資格を得るための研修を実施する。また、NTT Comのグループ会社Emerioを通じてDGBの既存顧客にGMOneを導入するなど、技術面でも連携していく。