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NTTコムウェア、ITインフラの運用自動化サービス「SmartCloudオーケストレータ」を提供開始

 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(以下、NTTコムウェア)は20日、アイルランドのUBiqubeとの業務提携により、企業のITインフラ環境のオーケストレーションサービス「SmartCloudオーケストレータ」の提供を開始した。

 SmartCloudオーケストレータは、これまで運用者が手作業で実施していた多種多様なネットワーク機器、セキュリティアプライアンス、仮想サーバーなどの各種設定作業をワークフロー化することで、作業の自動化を実現するサービス。

 サービスの基礎は、UBiqubeが提供するオーケストレーションソフトウェア「MSActivator」により実現。MSActivatorの特徴は、デバイスごとに異なるAPIを統合する抽象化レイヤーで、上位のオーケストレーションレイヤーの変更なしに、デバイスの追加変更に対しても柔軟な対応を可能とする。

 NTTコムウェアでも、自社クラウドサービスにおけるマルチベンダー環境下のネットワーク機器・セキュリティ機器の運用自動化をMSActivatorで実現しており、NTTコムウェアのエンジニアが顧客プロセスに適合したSmartCloudオーケストレータの導入を、DevOpsフレームワークにより迅速に行うことが可能としている。

 SmartCloudオーケストレータの提供形態としては、顧客ITインフラ環境へのSI型提供のほか、運用サービス全体のアウトソースを受託するクラウド型提供、また、オーケストレータ導入の支援を行うコンサルティングサービスも合わせて提供する。