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NHNテコラス、定額型パブリッククラウドサービス「CloudGarage」をリニューアル

リソース配分の柔軟な変更を可能に

 NHNテコラス株式会社は14日、パブリッククラウドサービス「CloudGarage」のフルリニューアルを発表した。提供開始は2月20日の予定。

 CloudGarageは、固定料金で利用できる定額型のIaaS型パブリッククラウドサービス。一定数までのインスタンス利用権を「リソースプール」としてまとめて購入する契約形態のため、追加料金を気にせずにインスタンスを何度でも構築・削除・コピーできる。

 リニューアルでは、インスタンスのサイズ (CPU/メモリ/SSD)を自由に選べるように変更。CPU2コア/メモリ4GB/SSD 100GBで月額2480円(税別)のプランから、CPU24コア/メモリ64GB/SSD 1.4TBで月額6万5000円(税別)までの6種類のプランが用意され、リソース容量の範囲内でCPU、メモリ、SSDを選択してインスタンスを構築できる。最小インスタンス構成は、CPU1コア/メモリ1GB/SSD 50GBで、作成したインスタンスにはグローバルIPが1つ付与される。

CloudGarageの新料金プラン

 これにより、サービス開発時には開発環境にリソースを多く割り当て、サービス提供時にはサービス環境にリソースを多く割り当てるなど、必要とされるシステムリソースの変化に対して構成を変更してリソースを再配分することで無駄なく活用でき、さまざまな用途に適合させられる。

 また、従量制の一般的なIaaSでは、使用した分の料金が請求されてしまうため気軽に検証用の環境を立ち上げにくいといった問題があったが、CloudGarageでは料金を気にせずに必要なサイズのインスタンスを何度でも構築・削除できるため、ローカル環境のような気軽さでエンジニアが自由に作業できるとしている。