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PFU、サイバー攻撃対策製品「iNetSec MP 2040」の機能を強化

 株式会社PFUは6日、サイバー攻撃検知・SOC運用効率化アプライアンス「iNetSec MP 2040」の機能を強化し、販売を開始した。

 iNetSec MP 2040は、PFUの標的型サイバー攻撃検知技術「Malicious Intrusion Process Scan」を搭載し、未知の脅威を検知するとともに、自動的に攻撃プロセスの全容を時系列で見える化する製品。これにより、対処の際に必要となる情報を的確に把握することができ、検知後のSOC運用の効率化を実現する。

 機能強化では、新たに脅威インテリジェンスを活用することで、脅威情報の把握を可能にした。使用する脅威インテリジェンスは、インターネットをスキャンし、常時分類とスコアリングを行なっており、6億以上のドメイン、270億以上のURL情報を保持している。

 これにより、攻撃プロセスを時系列で見える化することで、従来のセキュリティ対策をすり抜ける既知/未知のサイバー攻撃双方をリアルタイムに検知するとともに、既知の脅威に関してはマルウェアが外部に通信を開始した初期の段階で迅速に対応することが可能となり、SOC運用のさらなる効率化が図れるとしている。

 PFUでは、今後3年間で30億円の売上を目指す。