ニュース

クラウド型MDMサービス「BizMobile Go!」、会社支給iOS端末のOSバージョンアップ一元管理に対応

 BizMobile株式会社は5日、クラウド型モバイルデバイス管理(MDM)サービス「BizMobile Go!」について、OSバージョン管理機能を強化したと発表した。iOS 10.3以降の会社支給のiOS端末について、DEP(Device Enrollment Program)を利用することなくOSバージョンアップの制御が可能になった。

 これまで、iOSのバージョンアップを制御するには、Appleが提供するDEPサービスに登録しておく必要があったが、DEP登録時には端末が初期化されてしまうため、既にデバイスを導入した企業が導入するにはハードルが高く、また、レンタル端末はDEPに登録できないといった課題があった。

 BizMobileでは、iOS 10.3以降で強化されたOS管理機能や、iOS 11以降で利用可能となった会社支給の監視対象(Supervised)デバイスに対する機能などの標準機能を利用して、iOS端末のバージョン管理機能を開発。部署単位や端末単位、タイミング(時刻)、対象OSバーションなどを、すべてIT管理者側で制御した上で、会社支給のiOS(監視対象)端末の全自動でのバーションアップを可能とした。

 このほか、Androidも管理者ロック(ロストモード)が可能になり、管理者ロックをSIMカード交換時に自動実行可能にするなど、各種機能強化を実施した。