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データドック、「新潟・長岡データセンター」を基盤としたデータセンターサービス提供を開始

1ラックあたりの最大供給電力は30kVA、床耐荷重は3.0t/平米の高密度・高負荷対応

 株式会社データドックは、GPUサーバー、ハイパフォーマンスコンピューティング(以下、HPC)インフラに対応するデータセンターサービスの提供を1月2日に開始した。

 提供するデータセンターサービスは、新潟・長岡データセンターを基盤として、1ラックあたりの提供電力は最大30kVA、床耐荷重は3.0t/平方メートルと高密度・高負荷に対応し、IPバックボーンは新潟-東京間は100Gbps、新潟-大阪間は10Gbpsを確保。雪氷と外気を活用したハイブリッド冷房システムを採用し、年間を通じて機械冷房をほぼ使用しないため、データセンターの電力利用効率を示すPUEは1.19(設計値)を実現する。

 ハウジング(コロケーション)サービスは、フルラックの場合、有効マウントU数が43U(総U数47U)、標準提供電力(最大)が6kVA/ラック(30kVA)。フルラックの価格(税別)は、初期費用10万円、月額16万5000円から。

 ホスティングサービスは、Standardプランの場合、CPUがXeon 2.10GHz(8コア)×1、メモリが16GB、ストレージがSAS 600GB×2。Standardプランの価格(税別)は、初期費用8万5000円、月額3万6000円。

 回線サービスは、共用インターネット接続が10Mbps、100Mbps、専用インターネット接続が10Mbps~100Mbps(10M単位)、100Mbps~1Gbps(100M単位)、1Gbps~10Gbps(1G単位)。価格(税別)は、共用インターネット接続が月額2万7000円(10Mbps)から、専用インターネット接続が月額6万8000円(10Mbps)から。初期費用はシングル構成が6万円、冗長構成が12万円。

 また、機器の監視、運用を行うリモートハンドサービスやモニタリングサービスなどのマネージドサービスも提供する。価格は別途見積もり。

 データドックでは、今回のサービス提供を通じて、2018年度末までに20億円の売上を目標とする。