GMOデジロック、レンタルサーバー「コアサーバー」「XREA」のAPIを提供開始

　GMOデジロック株式会社は25日、レンタルサーバーサービス「CORESERVER byGMO（以下、コアサーバー）」と「XREA byGMO（以下、XREA）」について、外部の運用ツールとのシステム連携などを可能とするAPIの提供を開始した。

　GMOデジロックでは、「コアサーバー」「XREA」の利用者に対するサポートにおいて、ウェブ制作会社や開発者、再販事業者（リセラー）から、「顧客（クライアント）のウェブサイト運営をもっと効率的に行いたい」といった相談が寄せられていたと説明。こうしたことから、ウェブ制作会社やリセラーなど、複数サイト・複数ドメインを管理する利用者向けに、「コアサーバー」「XREA」のAPIを公開した。

　APIを用いることで、サーバーのコントロールパネルを介さずに、サーバーの管理機能を実行できる独自ツールの開発や、外部の運用ツールとのシステム連携などが可能となる。これにより、ウェブサイトの情報変更・更新のたびにサーバーの管理画面へログインする必要なく、運用ツールなどから一括更新を行うことや、複数のアカウント情報などを一括で管理し、必要な情報のみを表示するなど、独自の管理パネルの作成が可能になる。

　APIの利用は、「コアサーバー」「XREA」のコントロールパネルから、「APIキー」発行の手続きを行う必要がある。APIの機能としては、ドメインとメールの各種設定、データベース、cronの各種設定、各種CMS（WordPress、MovableType）のインストールなどを提供する。