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マネーフォワード、金融機関の利用者向けにカスタマイズした「MFクラウド会計・確定申告 for BANK」を提供

第一弾として福井銀行の利用者向けにサービスを提供開始

 株式会社マネーフォワードは19日、2017年10月に発表した金融機関の利用者向けサービス「MFクラウド会計・確定申告 for ◯◯銀行」の名称を「MFクラウド会計・確定申告 for BANK」に正式決定し、第一弾として株式会社福井銀行を利用する個人事業主・法人向けに「MFクラウド会計・確定申告 for 福井銀行」の提供を開始した。

 MFクラウド会計・確定申告 for Bankは、マネーフォワードが提供するクラウド型会計ソフト「MFクラウド会計・確定申告」を金融機関の利用者向けにカスタマイズしたサービス。

 利用者がサービスに会計データの登録、銀行口座の連携を行うことで、金融機関と利用者間での銀行口座の情報や会計データをリアルタイムで共有される。共有した会計データなどを組み合わせて、金融機関から利用者に合った経営コンサルティングや、マネーフォワードが提供する資金調達サービス「MFクラウドファイナンス」との連携により与信審査を行い、適切なタイミングで迅速に資金提供を受けることが可能になる。

 金融機関の利用者にとっては、バックオフィス業務を自動化することで、生産性向上や大幅なコスト削減が可能になる。また、経営指標を迅速に把握することで、PDCAサイクルの加速させ、経営改善スピードを向上できるとともに、経営指標に合わせた経営サポートを金融機関から受けられ、MFクラウドファイナンスとの連携により簡便な融資申し込みや即日資金調達が実現できるというメリットがある。

 金融機関にとっては、地域企業の経営状況を把握し、企業とのコミュニケーションを深めることができ、地域企業に対してコンサルティングなどのビジネス機会を創出できる、クラウド活用による企業の生産性向上や収益性改善により融資機会を拡大できるといったメリットがある。

MFクラウド会計・確定申告 for BANK

 マネーフォワードでは、福井銀行と連携して「MFクラウド会計・確定申告 for 福井銀行」の提供を開始し、2018年春にはMFクラウドファイナンスにおいて、福井銀行の商品取り扱いを開始する。これにより、福井銀行は地域企業や個人事業主の経営サポートならびに、会計データを元にした迅速な資金提供を行うことで、地域経済の発展を目指す。

 「MFクラウド会計・確定申告 for 福井銀行」の個人事業主向けプランは、無料で月間仕訳件数15件まで利用できる「フリープラン」のほか、月額800円/年額8800円(税別)の「ベーシックプラン」、年額1万7200円(税別)の「あんしん電話サポート付きベーシックプラン」の3種類。法人向けプランは、無料のフリープラン、従業員5人未満の企業向けで月額1980円/年額2万1780円(税別)の「ライトプラン」、従業員5人以上の企業向けで月額2980円/年額3万2780円(税別)の「ベーシックプラン」の3種類。

 マネーフォワードでは、12月19日~2018年3月31日までの期間中、「MFクラウド会計・確定申告 for 福井銀行」が60日間無料になるクーポンを利用できるキャンペーンを実施する。