NTTコム オンライン、SMS送信サービス「空電プッシュ」でIoT/M2M用の020番号への送信に対応

　NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社（以下、NTTコム オンライン）は19日、SMS送信サービス「空電プッシュ」について、IoT/M2M向けの「020番号」へのSMS送信対応を開始した。

　空電プッシュは、100％近い開封率を誇るSMSを利用して、携帯電話番号のみで簡単に一斉メッセージを送信できるASPサービス。着信結果確認機能、携帯キャリア自動判定機能などを備え、企業の「顧客となかなか連絡が取れない」「連絡にかかる費用を削減したい」といった課題に対応する。

　新たに対応を開始するサービスは、IoT/M2Mなどの用途に向け、総務省が専用番号として創設した020番号へのSMS送信を可能にするもの。SMSは、スマート家電やスマートメーター、自動車（テレマティクス）、デジタルサイネージ、監視カメラ、重機などのIoT/M2Mデバイスへの制御用信号（電源ON/OFF、設定情報追加など）としての利用が期待されるとしている。

　デバイスへのSMSの送信は、空電プッシュのウェブ管理画面およびAPIを使って簡単に行うことができ、国内主要3キャリアと直収接続しているため、デバイスで利用するSIMのキャリアが混在している場合でも、問題なく利用できる。

　送信元番号を固定してSMS配信ができるため、デバイス設定により、外部のSMSからの不正アクセスを防ぎ、セキュアに利用することが可能。また、SIMが着信可能か圏外かの結果を取得できる着信結果確認機能により、デバイスの動作状況を素早く確認できる。