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NTTレゾナントがクラウド型モバイル端末検証サービスを強化、所有端末でも各種機能が利用可能に

 NTTレゾナント株式会社は18日、クラウド型のモバイル端末検証サービス「Remote TestKit」は、ユーザーが所有するAndroid端末をPCに接続することで、Remote TestKitの機能が無償で利用できる「ローカル端末利用機能」を発表した。同日より提供開始する。

 Remote TestKitは、クラウド上にある約500機種のスマートフォンやタブレット端末を、検証/開発に利用することができるサービス。所有していない端末の検証を行える点が大きなメリットだが、複数の端末に対して自動でテストシナリオを実施する「自動テスト」機能など、開発者を支援する各種機能を提供しており、「所有している端末でもRemote TestKitの便利な機能を使いたい」という要望が高かったという。そこで今回、PCにUSBで接続されたAndroid端末を、Remote TestKitで扱える機能を提供開始する。

 具体的には、アプリのインストールやWebブラウザでのサイト表示、実機ログ確認、静止画および動画での画面キャプチャ取得、疑似GPS機能、複数端末同時操作などを、利用登録を行うことなく利用できるとのこと。なお、利用にあたってはRemote TestKitのクライアントソフトをダウンロード(インストール)し、PC接続時に立ち上げておく必要がある。

 また、接続できるローカル端末はRemote TestKitで提供しているAndroid端末と同機種に限られるほか、OSバージョンや端末の設定によっては動作しない場合もあるとのこと。

 あわせてNTTレゾナントでは今回、2つの端末を同時利用できるプラン「Flat2」の価格を、2018年1月11日から1万円値下げし、8万円に改定すると発表した。これに伴い、現在実施している2万円割り引きキャンペーンは2018年1月10日に終了する(同日までに契約したユーザーについては、解約するまでキャンペーン価格が適用される)。