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クラウド型スマホ検証サービス「Remote TestKit」、複数台同時操作と高音質出力機能を追加、Android 8にも対応開始
2017年9月11日 16:30
NTTレゾナント株式会社は11日、クラウド型スマートフォン検証サービス「Remote TestKit」について、複数台の端末を同時に操作しテストができる「同時操作機能」と「高音質サウンド出力機能」の提供を開始した。また、合わせてAndroid 8端末の提供も開始した。
Remote TestKitは、スマートフォンアプリやスマートフォン用ウェブサイトをクラウド上で検証できる開発者支援サービス。利用者は実機を購入する必要がなく、クラウド上で約500機種以上のスマートフォン・タブレット端末の動作を検証できる。
新たに提供する同時操作機能では、複数台の端末を同時に操作してテストをすることができ、ブラウザー表示確認やアプリの検証時間を短縮できる。操作だけでなく一括画面キャプチャー、ブラウザーの同時立ち上げやアプリの一括インストールなどにも対応する。
また、現状は約100台をサウンド出力端末として提供しているが、ほぼすべての端末をサウンド出力に対応させ、今までよりも高音質サウンドでの検証を可能とした。Remote TestKitは、ゲームアプリやアプリケーション開発でのテスト利用に加え、広告会社での動画広告の確認などの利用も増加しており、それに伴って高品質のサウンド確認のニーズが増加していることに対応した。
OSについても、米国時間8月22日に発表になった最新OSのAndroid 8 Oreoに対応。提供機種はNexus 5X、Nexus 6Pで、順次対応端末を拡大する予定。