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KDDI、法人向けモバイル管理ソリューション「KDDI EMM powered by VMware AirWatch」を提供
2017年11月30日 13:02
KDDI株式会社は、法人向けのモバイル管理ソリューション「KDDI EMM powered by VMware AirWatch」を、12月7日から提供すると発表した。
KDDI EMM powered by VMware AirWatchでは、米VMwareの「VMware AirWatch」を活用し、モバイルデバイスやモバイルアプリケーション、モバイルコンテンツなどを総合的に管理できるサービスを提供する。
管理者は、1つの管理コンソールからユーザー単位で業務に利用するデバイスを管理でき、スマートフォン、タブレット、PCなどのデバイス情報を収集できるほか、企業のセキュリティポリシーに準じたパスワードポリシーの適用、カメラ・USB接続などのデバイス機能の利用制限が可能。紛失・盗難時のリモート操作によるデバイスロックや初期化に加え、ユーザーポータルから利用者が自身のデバイスロック・初期化なども操作できる。
モバイルアプリケーション管理機能としては、業務に利用するアプリケーションのデバイスへの配信や、アプリケーションのインストール状況の管理が可能。アプリケーションのデータの別アプリケーションへのコピー・貼り付けの制限や、アプリケーション単位で社内にVPN接続できるため、アプリケーション単位に高度な情報漏えい対策を実現できる。
モバイルメールの管理にも対応し、業務に利用するデバイスにメールアカウント設定を配信できる。さらに、モバイルメールアプリケーション「VMware Boxer」の利用により、別メールアプリケーションへのメール本文や添付ファイルのコピーが制限でき、メールによる情報漏えい対策を強化できる。
また、コンテンツ管理アプリケーション「VMware Content Locker」の利用により、マニュアルやパンフレットなどの最新ドキュメントをデバイスにダウンロードしたり、共有フォルダに保存したファイルを直接デバイスから編集できるため、デバイスごとのドキュメント管理にも活用できる。
外出先や自宅から、社内のファイルサーバーやメールサーバーにアクセスするために必要となる専用サーバーの構築については、「KDDIクラウドプラットフォームサービス」や「cloudpack with KDDI」を活用したサーバー構築支援などを別途提供する。
料金(税別)は、スタンダードプランのデバイスライセンスタイプは1デバイスにつき月額420円、ユーザーライセンスプランの場合は1ユーザーにつき月額720円。アドバンストプランのデバイスライセンスタイプは1デバイスにつき月額660円、ユーザーライセンスタイプは1ユーザーにつき月額1200円。ユーザーライセンスタイプの場合は1ユーザーにつき5デバイスまで管理が可能。契約期間は1年間。