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トレンドマイクロのIoT機器向け「Trend Micro IoT Security」、車載システム向け「Mentor Automotive ConnectedOS」に対応
2017年11月29日 17:46
トレンドマイクロ株式会社は29日、メンター,シーメンス・ビジネス(以下メンター)が提供する車載システム向けOS「Mentor Automotive ConnectedOS」に、トレンドマイクロのIoT機器向けセキュリティソリューション「Trend Micro IoT Security」が対応したと発表した。
Mentor Automotive ConnectedOSは、多くの自動車メーカーの車載インフォテイメント(IVI)システムや運転者情報システム(クラスタ)に搭載されている。
Trend Micro IoT Securityは、Linuxなどの汎用OSで動作し、外部とIP通信を行う組み込み機器を対象とするIoT機器向けセキュリティソリューション。IoT機器の設計・開発段階でソリューションを導入することで、出荷後にIoTデバイスの脆弱性が起因となるセキュリティリスクを軽減する。
また、ネットワーク異常検知、ファイル完全性確認、脆弱性検知によるシステムのリスク検知機能や、アクセス制御、侵入検知、仮想パッチ適用によるシステム保護機能、セキュリティダッシュボードにより各種セキュリティイベントを可視化し、監視、対策を行うセキュリティインシデント管理機能など、システム全体の安全性を高める仕組みを提供する。
トレンドマイクロでは今後、国内外の自動車メーカーや自動車部品メーカーとの実証実験を行うことにより実用化を目指し、安全にスマートカーが走行する社会の実現を目指すとしている。
また、Mentor Automotive ConnectedOS上で動作するTrend Micro IoT Securityのデモを、11月30日にドイツのミュンヘンで開催される「IESF Municj 2017」、12月1日に東京コンファレンスセンター品川で開催される「Mentor Forum 2017 - Automotive Day」と、2018年1月9日~12日に開催される「CES 2018」のメンターのブースで行う。