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ネットワールド、米Carbon Blackのエンドポイントセキュリティ製品を販売

 株式会社ネットワールドは28日、エンドポイント防御製品を手掛ける米Carbon Blackとディストリビュータ契約を締結したと発表した。これに伴い、同社製品を同日より販売開始する。

 近年、サイバー攻撃が高度化する中、企業内に侵入されることを前提とした上で、脅威の検出と正確な対応を迅速に行うための対策が不可欠となっており、Carbon Black製品を検討・導入する企業が国内でも増加しているという。こうした状況を受け、ネットワールドでは今回、Carbon Black製品の取り扱いを開始することにした。

 そのCarbon Blackは、EDR(Endpoint Detection and Response、エンドポイントの検知と対応)製品を提供するセキュリティ企業で、ウイルス対策製品のCb Defense、アプリケーションのホワイトリストを作成・管理し、未承認アプリケーションの動作を防止するCb Protection、リアルタイムのインシデントハンドリング作業を支援するCb Response、といった製品をラインアップしている。

 ネットワールドは今後、Carbon Black製品の提案やPoCの支援、構築やコンサルティングサービスなどを提供するほか、導入後の運用を支援するSOC(Security Operation Center)サービスも提供する考え。

 またVMwareは、米国で新しいセキュリティ製品であるVMware AppDefense製品を提供しているが、すでにCarbon Blackとの連携を発表している。ネットワールドは、VMware AppDefenseや関連するVMware製品、ならびにそれらと連携するIBM QRadar、Puppetといった製品を提供する一次代理店として、Carbon Black製品をあわせて取り扱い、国内での提供開始に備えてノウハウを蓄積するとのこと。