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NTT西日本とNTTスマートコネクト、企業のクラウド移行を支援する高信頼型クラウドソリューション
専用型IaaSと閉域ネットワークサービスを組み合わせて提供
2017年11月16日 13:23
西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)とエヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(以下、NTTスマートコネクト)は16日、オンプレミスからのクラウド移行を促進する専用型クラウドソリューションを12月より提供開始すると発表した。
このソリューションは、NTTスマートコネクトが提供予定の専用型IaaS「SmartConnect Cloud Platform」と、NTT西日本の閉域ネットワークサービス「フレッツ・VPN ワイド」「ビジネスイーサ ワイド」を組み合わせることで、高信頼型のクラウド基盤を提供するもの。ユーザー企業の拠点から、インターネットを介さないセキュアな通信により、ほかのユーザーの影響を受けない専用型クラウド環境を利用できるという。
また、既存環境をクラウドへ移行するにあたって、VMware仮想化基盤、vCenter利用環境と同様の運用方法で、容易に移行可能な点がメリット。さらに、NTTスマートコネクトの他サービスや他社クラウドへもセキュアな接続が可能なため、各ユーザーの利用シーンに合わせた、最適なクラウド環境を利用できるとした。
なおオプションサービスとしては、DDoS対策サービスなどのセキュリティ機能、ファイアウォール/ロードバランサーなどのネットワーク機能を提供する予定。
価格は、スタンダードプランの場合、月額80万円(税別)から。このほか、閉域ネットワークサービスの費用が別途必要になる。提供エリアは西日本エリア(富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県)。