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TIS、顧客データ基盤「TREASURE CDP」の導入・運用支援サービスを提供

 TIS株式会社は15日、トレジャーデータ株式会社のカスタマデータプラットフォーム「TREASURE CDP(Customer Data Platform)」の導入・運用支援サービスを提供すると発表した。

 TREASURE CDPは、オンライン広告、マーケティングやCRM領域のデータに加え、顧客ひとりひとりの行動データや属性データなどを統合することにより、パーソナライズを軸としたデジタルトランスフォーメーション(DX)を可能にするソリューション。

 TISでは、このTREASURE CDPを統合マーケティングソリューション「TIS MARKETING CANVAS」のデータ活用ソリューションの1つに位置付け、企業のマーケティング業務の高度化を支援する考えで、デジタルマーケティングの戦略立案から導入・分析・運用までの支援サービスを、本格的に提供するとした。

 例えば、TREASURE CDPをコールセンターシステムと連携させ、Webを見て電話問い合わせをしてきた個人のオンライン情報とオフライン(電話)情報をひも付け、行動履歴を可視化するといった仕組みを構築し、企業のOne to Oneマーケティングの実現を支援する。

 TISでは、流通小売、金融、メーカー、通信、エネルギー、旅行、サービスなど、社内に散財する顧客データの統合に課題を持つB2C企業向けにTREASURE CDPを提供し、2020年までに30件の導入を目指すとしている。

TREASURE CDPの活用イメージ