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トレジャーデータ、出版業界・メディア業界向けの顧客データ基盤「TREASURE CDP for Media」

 トレジャーデータ株式会社は25日、オンラインメディアを中心とした出版社やメディアに対し、業界特化型のカスタマーデータプラットフォーム「TREASURE CDP for Media」を提供すると発表した。

 TREASURE CDP for Mediaは、コンテンツを閲覧している読者の興味・関心を把握し、より最適な情報を提供するためのカスタマーデータプラットフォーム。顧客一人ひとりの行動データ、属性データなどを統合し、パーソナライズを軸としたデジタルトランスフォーメーションを可能とする顧客データ基盤を、出版社やメディアに提供するという。

 具体的には、広告ログデータや属性データなど、あらゆる読者のオーディエンスログを収集・分析可能な点が特徴。出版社やメディアを中心とした行動ログをオンライン・オフライン問わず収集して、より的確な情報を提供する仕組みを構築し、媒体の価値向上を支援するとした。

 トレジャーデータでは、メディアがこの製品を導入することで、タイアップ広告のグロス金額アップをはじめ、閲覧属性データと掛け合わせたターゲティング配信広告メニューの開発、クライアントセミナー・講座ビシネス開発における収益化、データの販売プランを含めた新規ビジネス開発、雑誌の定期購読やデジタル版といった既存ビジネスでの売上貢献など、さまざまな面で活用できるとしている。

 なお、トレジャーデータの顧客データ基盤「TREASURE CDP」は、すでに10社以上の出版業やメディア業に導入された実績があるとのことで、今回のTREASURE CDP for Mediaの提供を通じて、さらなる導入拡大を狙いたい考えだ。