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東芝デジタルソリューションズ、コンタクトセンター業務をサポートする「RECAIUS コンタクトセンタープラス」を提供開始

 東芝デジタルソリューションズ株式会社は1日、コミュニケーションAI「RECAIUS(リカイアス)」シリーズに、コンタクトセンター業務をサポートする「RECAIUS コンタクトセンタープラス」を追加し、提供を開始した。

 RECAIUS コンタクトセンタープラスは、コンタクトセンターでの会話音声をリアルタイムにテキスト化し、東芝のコミュニケーションAI「RECAIUS」により、コンタクトセンター業務で日々取り扱われ蓄積される音声データのデジタル化・知識化に貢献する。ソリューションとしては、会話内容の外部漏えいなどセキュリティ配慮の観点から、オンプレミス型での提供となる。

 リアルタイムな会話音声のテキスト化・登録ワードアラート表示が可能なため、リアルタイム応対の品質向上が可能。オペレーターと管理者間でのチャット機能(スタンプ・定型文含む)、管理者によるオペレーターの通話状況・ステータス表示機能を有し、オペレーターと管理者の円滑なコミュニケーションを支援する。

 会話音声テキストの要約、応対後の会話テキスト自動表示機能により、応対後の記録業務の工数が削減可能。過去の会話履歴の検索・表示機能により、過去の音声とテキストを素早く検索・確認できる。会話履歴とテキストの保管・管理を行うため、検索機能と合わせて利用することで、VOC(Voice Of Customer)分析用データの収集にも活用できる。

 通話記録をキーワード検索し、テキストと音声を併せて確認することで、会話の振り返りができ、オペレーター教育に応対記録を活用することで、対応力向上やサービス品質向上に繋げられる。

 ライセンス形態は月額で、基本ライセンスをベースとして、バッチ処理ライセンスとリアルタイム処理ライセンスを用意。顧客の音声認識の利用方法に応じて契約できる。