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マクニカネットワークス、CSIRT機能をアウトソーシング可能な「S&J CSIRT」を販売

 マクニカネットワークス株式会社は26日、CSIRT機能のアウトソーシングを実現するS&J株式会社のサービス、「S&J CSIRT」を販売開始すると発表した。

 CSIRTは「Computer Security Incident Response Team」の略で、セキュリティ上の問題を監視し、問題発生時に原因解析や影響範囲の調査を行う組織のこと。今回提供するS&J CSIRTでは、このCSIRT機能をアウトソーシングすることができる。

 具体的には、従来のSOC(Security Operation Center)サービスのように、平時は運用監視を実施するが、単に機器のアラート監視を行うだけにとどまらず、インシデント発生時には、セキュリティの専門知識を持ったCSIRT要員が、ユーザー企業に代わって対応を行ってくれるという。また、ユーザー企業に代わってベンダーを横断した対応も行うとのこと。

 なお、平時はユーザー企業側に常駐せず、リモートからその企業の社内ネットワークを監視して状態・状況・環境を理解した上で、対応が必要な重大・緊急インシデント発生時にはオンサイトで対応する。また、定例会に参加し、企業のセキュリティ対策の支援も行うとした。

 価格は個別見積もり。なお、利用にあたってはSIEM製品の「SOC Engine」を別途購入する必要がある。

マクニカネットワークス、CSIRT機能をアウトソーシング可能な「S&J CSIRT」を販売